fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

アメリカウオッチング

米10年債 0.739%へ アンビリ-バボォ!

米国債の10年モノの利回りが0.739%にまで低下。 これって、本当に異常な事態です。世界中が国債へ資金逃避する中、米国債へ大きく資金を逃避している証しです。 (米10年債利回り推移) 前回の金融危機時、世界中の銀行総破綻が懸念された時でさえ、1%を割…

カナダも利下げ

カナダ中銀は政策金利(翌日物貸出金利)を0.50%ポイント引き下げ1.25%に決定した。米連邦準備制度理事会(FRB)に続き予想0.25%を上回る積極的な利下げを実施した。 予想以上の利下げを受けて、カナダドル売りが加速。ドル・カナダは1.3331カナダドルから1…

米国債利回り 史上最低を更新中

米国債の10年債利回りが1%を割り込みました。 しかし、10年債利回りは2019年に入り、徐々に低下していました。1つには米債利回りの優位性から、本邦機関投資家もそうですが米国債を買い続けていました。他方、世界経済の好景気もピ-クアウトすると見込む筋…

FRB、大幅利下げも 市場は月内0.5%予測

日経新聞 FRB、大幅利下げも 市場は月内0.5%予測 米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルスによる景気不安を抑えるため、3月17~18日の次回会合で利下げする検討に入った。市場では0.5%の大幅な利下げ観測が浮上し、会合を前倒しするとの見方もある。株…

米、「感染拡大不可避」警告

【ワシントン時事】米疾病対策センター(CDC)幹部は25日、米国内での新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大が避けられないと警告した。外国人感染者の入国阻止や、帰国した米国人感染者の隔離に重点を置いた従来の対応に加え、米国内での感染者増加…

全米でインフルエンザの猛威

(CNN) 米国でインフルエンザの猛威が続いている。米疾病対策センター(CDC)によると、今シーズンの感染者は全米で少なくとも2600万人、死者は少なくとも1万4000人に増えた。米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)によると、昨年9…

米欧対立激化

アメリカ政府は、EU=ヨーロッパ連合から輸入される航空機に上乗せしている関税を、来月、15%に引き上げると発表しました。トランプ政権はこのところ中国の次に貿易赤字の多いEUを標的にしていて、両者の対立はさらに激しくなるおそれがあります。 アメ…

米国学生ローン残高 10年間で倍増

【ニューヨーク時事】米国で学生ローン残高が増加し続けている。ニューヨーク連邦準備銀行によると、昨年末時点の残高は前年末比34%増加し、1兆5100億ドル(約166兆円)。10年間で倍増した。40歳代になり、返済に行き詰まるケースが多い。米大統領選の野党…

米の家計部門債務過去最大 住宅バブル再び

住宅ローンや学生ローンなど、アメリカの家計部門の債務残高は、去年連続して利下げが行われた効果で住宅ローンが大幅に増えたことなどから、日本円で1550兆円余りと、過去最大に膨らんだことがわかりました。 これはニューヨーク連銀、ニューヨーク連邦準備…

米国 予算教書

トランプ政権は来年度予算に向けた政府の考えを示す予算教書で、外国への援助を大幅に削減するとともに、同盟国に防衛費の増額を求める方針を示し、「アメリカ第一」を掲げて再選をねらうトランプ大統領の選挙公約を色濃く反映する内容となりました。 トラン…

米乳製品メーカー 次々倒産へ

テキサス州に本拠を置く乳製品メーカーの「ボーデン・デイリー」は、1月5日付でデラウェア州連邦破産裁判所へ破産法第11章(日本の民事再生法に相当)を申請したことが明らかになりました。日本では1971年に明治乳業と共同開発したアイスクリームブランドの…

米議会下院 チベット支援法案可決

米国議会下院は、中国によるチベット自治区での人権弾圧を批判し、人権の尊重と宗教の自由を支援する法案を可決しました。人権面で中国に圧力を加える狙いです。チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世の後継者問題に中国政府が介入すれば、宗教の自由や…

米国財政赤字 年1兆ドルは続く

ブルームバーグ ムニューシン米財務長官によると、近く発表されるトランプ大統領の予算教書には中間層を対象にした新たな減税案が盛り込まれている。財務長官は米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)の取材で明らかにしたが、予算教書の詳細について…

様変わりする世界経済?

ブルームバーグ 米国が世界経済の成長ペースを定める日々が終わりつつあるようだ。 国際通貨基金(IMF)の世界経済見通し発表を20日に控え、米経済の勢いが世界全体を下回ると予想するエコノミストが増えている。世界経済は底入れし、2020年にゆっくりと…

米中、「第2段階」通商合意の可能性低い

ロイター S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのサプライチェーン分析グループ、パンジバのリサーチアナリスト、クリス・ロジャーズ氏は、ロイターとのインタビューで、米中がより包括的な通商合意に達する可能性は低いと述べた。 また米中が署…

米国の光と陰

米国では去年1年間に1日平均56万人余りがいわゆる「ホームレス」の状態にあるという調査結果を、今月政府が発表し、貧富の格差の拡大や都市部の住宅価格の高騰を背景にその数は2016年以降増加傾向が続いていて、対策が追いついていません。14日、首都ワシ…

FOMCメンバー、新たな4人のうち正真正銘のハト派は1人

ブルームバーグ 米金融当局が昨年12月に発表した連邦公開市場委員会(FOMC)参加者による最新のドット・プロット(金利予測分布図)によると、2020年は政策金利が据え置かれる見通しだ。しかし、FOMCで投票権を持つ地区連銀総裁の入れ替えに伴…

米、中国の「為替操作国」指定を解除

アメリカ財務省は中国に対する「為替操作国」の認定を解除したと発表しました。アメリカと中国の間で近く署名される貿易交渉の第1段階の合意文書に、中国が意図的に輸出に有利になる通貨安に誘導しないことを約束する内容が含まれ、為替操作への懸念が後退…

米中関係 さらに緊張高まる

ロイター 11日に投開票された台湾総統選は、中国を厳しく批判した現職の蔡英文氏が地滑り的な勝利を収めた。軍事的なムチと経済的なアメを使って自国制度の受け入れを迫る中国との緊張が、さらに高まる可能性がある。 今回の選挙は民主化を求める香港の反…

米雇用者数、12月は予想下回る 平均時給の伸び鈍化

ブルームバーグ 昨年12月の米雇用統計では、労働市場の勢いが弱まったことが示唆された。雇用者数の伸びが鈍り市場予想も下回ったほか、前年同月比の平均時給も2018年半ば以来の低い増加率にとどまった。失業率は半世紀ぶりの低水準を維持した。キーポイント…

イランのジハ-ド

トランプ大統領は、イランが司令官殺害の報復として、米軍の拠点を攻撃したことを受けて演説し、反撃には言及せずに、これ以上の事態の悪化は避けたいという姿勢を明確にしました。イランも国連の事務総長への書簡で同様の考えを示し、本格的な衝突はいった…

米国とイラン 開戦へ

米国防総省は声明を発表し、日本時間8日午前7時半ごろ、イランが十数発の弾道ミサイルをイラクに駐留する米国軍と有志連合に対して発射したと明らかにしました。イラク西部のアンバール県内の各地に支局を置くイラクのデジラTVは、米国軍のアサド基地を…

今年の10大リスク ― ユーラシア・グループ

ユーラシア・グループは「今年の10大リスク」を発表し、まず「米中の対立、先進国での社会の分断、深刻化する気候変動などが重なることで、地球規模の危機が生じるおそれがあり、2020年はその転換点になる」と分析しました。 そして最大のリスクとしてアメリ…

米国とイランの闘い

【ワシントン時事】トランプ米大統領は4日、イランが米国人や米国の財産に攻撃を仕掛けた場合、米側は報復として「イランの52カ所を標的にする」とツイッターに投稿した。イラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官を殺害した米軍の空爆に対し、イランで…

アメリカと中国 スモール・ディールに終わった貿易協議後の米中関係

東京財団政策研究所佐橋 亮 東京大学東洋文化研究所准教授 2019年12月13日に、米中貿易協議は「第一段階」での合意を見た。これにより、15日に発動される予定であった関税第四弾などの新たな対中「制裁」は避けられ、昨年に賦与された関税に関しても緩和され…

逆イールドを踏まえた 2020 年の米国経済

Market Flash / 市場分析レポート 第一生命経済研究所 調査研究本部 経済調査部 ・2018年12月3日に部分的な逆イールド(2年5年金利差)が発生してから約1年が経過。しかし ながら、現在のところ米国の景気後退を強く示唆するサインはなく、実体経済は堅…

米国が戦争に巻き込まれるリスク

12月19日付『ニューズウィーク』誌:「2020年は米国が戦争に巻き込まれるリスクが最大となるとの予測レポート」 外交問題評議会傘下の予防行動センターが12月19日、「2019年防止優先順位調査」報告書をリリースした。 それによると、米国は2020年に、主とし…

米国 インフレは抑制

ブルームバーグ 12月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)統計では、長期のインフレ期待が過去最低を記録した。キーポイント 12月のミシガン大消費者マインド指数(確定値)は99.3 ブルームバーグ調査のエコノミスト予想は99.2 速報値は99.2、前月…

米中対立の火種

中国に返還されて20日で20年となるマカオでは記念式典が開かれ、中国の習近平国家主席は「香港とマカオへのいかなる外部勢力の干渉も絶対に許さない」と演説し、一国二制度が損なわれているとして批判を強める米国などの動きをけん制しました。 一方、米国の…

米中の貿易交渉

米中の貿易交渉は第1段階の合意に達し、米国政府は中国の輸入品に上乗せしている関税の一部を引き下げると発表しました。これに対して米国の野党・民主党からは、弱腰だという批判も出るなど賛否が分かれていて、来年の大統領選挙に向け、トランプ大統領の…