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米中、「第2段階」通商合意の可能性低い

ロイター

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのサプライチェーン分析グループ、パンジバのリサーチアナリスト、クリス・ロジャーズ氏は、ロイターとのインタビューで、米中がより包括的な通商合意に達する可能性は低いと述べた。
また米中が署名した「第1段階」通商合意について、産業補助金など大きな懸案事項は解決されていないと指摘。中国による米製品の購入増は大胆過ぎる内容との見方を示した。
同氏は、米中が今後の交渉で、中国政府による企業支援という、貿易戦争の原因となった中核的な問題を解決するのは困難だと述べた。
大統領選が近づく中、米国は他のアジア諸国との通商関係を見直す可能性があるとも指摘した。 貿易戦争はそもそも、貿易に関することだけではなく、ハイテク分野での覇権争いだ。この点で、米国は一段と敵対色を強めている。
「第2段階」ではせいぜい、中国の劉鶴副首相と米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表による半年ごとの会合で合意する程度ではないか。
トランプ大統領が中国を訪問するというのであれば、何かが決まらなければならないだろうが、抜本的な政策変更というよりも、長期的な商取引の署名にとどまるだろう。 

 

私fxdondonも同感です。