fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

英中銀(BOE)総裁 マーク・カーニーさんの発言、そして検証

まずは、英中銀(BOE)総裁 マーク・カーニーさんの発言から。 [2018-01-26] 「英経済は成長は持ち直しの動きが見られる」 「BREXITは短期的に英経済に影響を与えている」 「欧州連合(EU)との将来の関係を巡る不透明感が解消されれば、英経済は今年、成長の足…

GBP/CAD 18/04/27

GBP/CADの途中経過です。 弱かった英国GDP発表前からポンド売りを開始しておりましたので、まずは幸先のいいスタ-トとなりました。 日々、ポンド売りポジションを増やしていきます。 直近で大きく影響するのが、5月10日に英中銀が利上げするか否か…

木材先物価格高騰

原油相場に比べてあまり騒がれていませんが、木材価格が高騰しています。 住宅に使う輸入木材の流通価格が上昇しています。北米や東南アジアから輸入する木材の不足感が強まり、カナダ産や米国産丸太の商社販売価格は20年ぶりの高値水準にあります。内装材に…

NZD/USD 米利上げにも負けないNZD

今回は、NZD/USD をとりあげてみます。 ニュ-ジ-ランドと米国。人口、経済規模からみれば、小国と大国と言えるような好対照の国です。しかし、小国が大国を食う、そんな強さをみせるニュ-ジ-ランドドルの一面があります。 まずは、NZD/USDの…

IMM通貨先物取引、そしてスイスフランの注意点

米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨 先物の非商業(投機)部門の動向。 円 4月24日終了週 前週 ロング 59,253 49,433 ショート 58,670 46,842 ネット 583 2,591 もうネットショ-トへ転換? ユーロ 4月24日終了週 前週 ロング 216,944 23…

米企業が設備投資に積極的でない兆候

My Big Apple NY 米3月耐久財受注は前月比2.6%増となり、2ヵ月連続で増加している。2017年6月以来の力強い伸びとなった。 内訳をみると、輸送用機器を除く耐久財が±0%と、市場予想の0.5%増を下回った。前月の0.9%増(1.0%増から下方修正)から横ばいに…

英国経済成長減速

英国の1-3月(第1四半期)成長率は2012年終盤以来の低水準となった。降雪が小売りや建設に影響を与えたものの、統計局によれば、全体として天候要因は「限定的」だった。 政府統計局(ONS)が27日発表した1-3月の国内総生産(GDP)速報値は前期…

USD/CHF フラン買い

USD/CHF でドル売りフラン買い。 ゴ-ルデンウィ-クの経験則通りになるかどうか。

GBP/CAD ポンドショ-ト

2019年3月29日をもって英国のEU離脱が成立する。しかし、EUと英国が合意したブレクジットの条件では、2019年3月29日から2020年の12月31日までを移行期間とする。この期間中、英国はEU加盟国でなくなり、EU政策の決定プロセスに参加はできないが、 EU法や政策…

ユーロ下落、スイスフランも連れ安

ブルームバーグ ECB:QE終了議論、またも先送り-総裁は見通し堅調と強調 為替相場の動向とそれがインフレに与え得る影響を引き続き注視する 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、政策委員会が資産購入プログラムやユーロ高について今月の会合で…

「おぞましい」高レバレッジと金利上昇

「おぞましい」高レバレッジと金利上昇、既に悪影響及ぼす-ソシエテ 長らく意識されてきた米10年債利回り3%突破の懸念がとうとう現実のものとなったと、ソシエテ・ジェネラルは言う。 クオンツ戦略グローバル責任者、アンドルー・ラプソーン氏は24日のイ…

米国消費者信頼感指数は上昇だが・・・

My Big Apple NY 米4月消費者信頼感指数は128.7となり、2000年11月以来の水準へ上振れした2月の130.0に接近している。期間中、トランプ政権が鉄鋼・アルミ関税を発動し知的財産権侵害を背景に中国輸入品への関税賦課検討を発表、米株安を迎えたものの、予想…

購買力平価、そして経常収支

「購買力平価」は机上の空論で、経常収支の増減は実需を伴ったものなので確実に為替相場に影響を及ぼす、な~んてことが言われます。 しかし、貿易取引でやりとりされるモノ、サ-ビスの価格にはすでにインフレ分が加味されたものであり、無縁であるとは言え…

オ-ストラリアの利上げ観測が早まるかどうか

オーストラリアは原油と石油製品の純輸入国である一方、鉄鉱石、石炭、天然ガスの純輸出国。 資源価格を年初比で観てみると、 原油 +39.64% 天然ガス -14.03% 銅 +21.24% 石炭 +10.65% 鉄鉱石 +3.76% 牛肉 -4.78% チ-ズ +5.7% 小麦 +18.24% 豪ドル…

EUR/USD 上昇を見込むレポ-トより

ソニーフィナンシャルホールディングス株式会社 金融市場調査部 SPECIAL REPORT 2018/4/24 足下、ドル高・円安が進行しています。国際情勢を巡るリスクの後退と米国の金利上昇が背景にあるようです。ただし 11 月の米国の中間選挙までは、引き続きトランプ大…

トルコ  「後期流動性貸出金利」を0.75%引き上げ年13.5%へ

日経新聞 トルコ中央銀行は25日開いた金融政策決定会合で、複数ある政策金利のうち事実上の上限金利である「後期流動性貸出金利」を0.75%引き上げ年13.5%とした。引き上げは2017年12月以来、3会合ぶり。6月の大統領選で再選を目指すエルドアン大統領は利…

AUD/NZD 経験則通りの展開

AUD/NZD は、過去の経験則通りの展開になっています。 1.05割れから反発。現在、1.07手前にまで上昇中。ただ、個人的には、ここでいったん利益確定し、少し様子見とします。

米国経済のリッセッションは来年?再来年?

My Big Apple NY 米国の景気拡大期は105ヵ月に及び、戦後以降の平均58.4ヵ月を軽く上回っています。そこへきて、米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げと資産圧縮と金融政策の正常化に動き、英国やカナダなども利上げで追随し、欧州中央銀行(ECB)も出口政…

どうなる中南米情勢

日経新聞 中南米は、総選挙や大統領選がマラソンのように続く1年の中間点にさしかかろうとしている。いくつか特徴が表れているが、多くは米国にとって凶兆だ。 今、中南米では強権政治から、現実的で市場重視の政策への転換が進んでいる。15年にアルゼンチン…

ゴールドマンサックス:保険会社最大の投資リスクは米景気減速-金融危機後初

ブルームバーグ 保険会社向けに2500億ドル(約27兆円)相当の運用をしている米ゴールドマン・サックス・グループの資産運用部門によれば、金融危機後で初めて米国の景気減速が保険業界最大の投資リスクとなっている。 同部門は保険会社幹部300人を対象とした…

英EU離脱協議、北アイルランド国境問題正念場迎える

モーニングスター 英国は3月19日、EU(欧州連合)との第2段階協議の最初の交渉を行い、19年3月のEU離脱後の激変緩和に向けた移行期間の設置でようやく合意に達した。 ただ、最大の難関だった英国領北アイルランドとEU加盟国のアイルランド共和…

USD/CHF (ドル/スイス)  ゴ-ルデンウィ-クの定説なるか?

まもなく、ゴ-ルデンウィ-クですね。 ゴ-ルデンウィ-クと言えば、スイスフランの強さの時期だと個人的には連想してしまいます。 例年であれば、年初あたりから ドル/スイス でドル売りフラン買いポジションを構えて、ゴ-ルデンウィ-ク明けには含み益が…

なぜヘッジファンドは原油買いを続けているのか

独立行政法人経済産業研究所 藤 和彦 上席研究員 なぜヘッジファンドは原油買いを続けているのか 米国経済にとって真の脅威となる原油価格の下落 米WTI原油先物価格は、下落圧力が強まる中で約3年ぶりの高値となっている。 最も大きな下落圧力となっているの…

カナダ経済、まぁいいんじゃない

(ロイター) カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は3月、カナダ経済について、特に労働市場において多くの未利用の潜在力があるとし、このことはインフレ高進なくして成長を押し上げられる可能性があることを示しているとの考えを示した。 同総裁は講演の…

USD/CHF (ドル/スイス)

ドル/スイス、早く1.0まで戻してくれませんかね。早く定番トレードを開始したいものです。

ユーロ軟調かも?

ブルームバーグ ECB当局者らは債券購入プログラムを終了させる手順について、7月会合まで発表を待てると考えている。事情に詳しいユーロ圏の当局者が述べた。 部外秘だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、ユーロ圏経済が1-3月(第1四…

人民元対米ドル相場はどうなるか?

国際通貨基金(IMF)は18日、世界の債務負担が過去最大となる164兆ドル(約1京7627兆円)に膨らんだと発表した。各国はリセッション(景気後退)や金融環境引き締めに際し、一段と難しい対応を迫られる可能性がある。 IMFが半年ごとに公表す…

イールドカーブのフラットニング

バロンズ誌 アップ・アンド・ダウン・ウォールストリート これまで、長短金利のスプレッド縮小は経済に異変が生じる前触れだった。米2年債と米10年債の利回り格差は43bpと金融危機と景気後退入り直前にあたる2007年以降で最小に。ストラテガス・リサーチ・パ…

金融システムへの脅威は高まりつつある

ブルームバーグ 世界的に金融システムへの脅威は高まりつつあると、国際通貨基金(IMF)が警告。リスクの高い資産価格が急上昇しており、過去の世界金融危機前夜を連想させると指摘した。 IMFは18日、最新の世界金融安定報告で、世界的な金融安定への…

次回のリスク回避時のドル/円の底値はいくらなんでしょう?

円の強気派にとって外国為替で重要な指標は、別に政府や民間家計債務残高、金利、経済成長率(GDP)でもない。債務残高や経済の成長で通貨の価値が決まるなら、日本円は先進国通貨の中でも最弱になっているはずです。例えば、トルコとの比較でも明らかで…