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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

米10年債 0.739%へ アンビリ-バボォ!

米国債の10年モノの利回りが0.739%にまで低下。

これって、本当に異常な事態です。世界中が国債へ資金逃避する中、米国債へ大きく資金を逃避している証しです。

(米10年債利回り推移)

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前回の金融危機時、世界中の銀行総破綻が懸念された時でさえ、1%を割り込むようなことはなかった。現在のいわば「健康危機」は、「金融危機」とは次元が違うということですね。銀行が潰れても人の命が奪われるわけではないが、健康危機はヒトの命を奪いますもんね。

いったいどこまで、国債へ資金が逃げ込むのか注目です。

もちろん、ドル/円は日米金利差が大きく影響しますので、どこまで下落するのかと同義語です。

 

2020年年初からの利回り推移

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6日のロンドン外国為替市場は円を買う動きが加速して円相場は一時、半年ぶりの円高水準となる1ドル=104円台にまで値上がりしました。ロンドン外国為替市場では新型コロナウイルスの感染拡大を背景にリスクを避けようとドルを売って円を買う動きが加速しました。先月下旬に1ドル=112円台だった円相場はおよそ2週間で7円余り円高が進んだことになります。関係者は「新型コロナウイルスの感染拡大でアメリカをはじめ世界経済に下押しの圧力がかかることへの懸念からドルを売る動きが強まっている」と話しています。