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FRB、大幅利下げも 市場は月内0.5%予測

日経新聞
FRB、大幅利下げも 市場は月内0.5%予測

米連邦準備理事会(FRB)が新型コロナウイルスによる景気不安を抑えるため、3月17~18日の次回会合で利下げする検討に入った。市場では0.5%の大幅な利下げ観測が浮上し、会合を前倒しするとの見方もある。株安を食い止める狙いだが、政策金利はすでに1.50~1.75%まで下がっている。今後の緩和余地の乏しさもあり、市場関係者にはマネー萎縮が止まるかについて警戒感が残る。

さてさて、利下げが0.5%になるかどうか。

ブルームバーグ
世界で最も重要な借り入れ指標の一つであるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)が28日、日中ベースとしては過去10年余りで最大の下げを記録した。
3カ月物LIBORは11.8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.46275%。1日の下げ幅としては世界金融危機のさなかにあった2008年12月以来の大きさ。こうした動きは、新型コロナウイルスの経済的影響への対応として米金融当局が一段と積極的なペースで緩和を進めるとの見方を市場が織り込みつつあることを反映している。
フェデラルファンド(FF)金利先物の動向によると、年内86bpの利下げが織り込まれている。これは標準的な0.25ポイントの利下げ3回分余りに相当し、早ければ3月の初回利下げがほぼ完全に織り込まれている。1週間前に市場が織り込んでいた年末までの利下げ確率はわずか48bpだったが、今週になってウイルスへの懸念で世界的な株売りとなり、逃避先資産に飛び付く動きが強まったことから、利下げ観測が高まった。