WTI原油 バレル18ドル台
ロイター
石油輸出国機構(OPEC)は16日、新型コロナウイルスの流行に伴う「歴史的なショック」を理由に、2020年の世界石油需要見通しを下方修正した。下方修正は2度目だが、一段の引き下げもあり得るとの見解を示した。
OPECは月報で、今年の石油需要は日量690万バレル(6.9%)減少すると予想。先月は日量6万バレル増を想定していた。
「石油市場は現在、急激かつ強烈で世界規模の歴史的なショックに見舞われている。下振れリスクは大きく、第2・四半期にも追加調整の可能性がある」とした。
また、今月の石油需要は日量2000万バレル減と最大になる見込みとした。
結局、『ただ燃えるだけの液体』、『固体に化ける液体』も需要無くして価値は見出せず。
過去最安値の10ドルを目指してもおかしくはないという原油売り筋の目論見は、私fxdondonから観ても当然だと思います。
今回の次元の違う危機は、次元の違う相場を生み出すものです。
欧州時間で原油相場が下げた理由の1つとして、欧州の新車登録台数の大きな落ち込みが挙げられる。
欧州自動車工業会(ACEA)が発表した3月登録自動車数
新車登録台数 対前年比
英国 ▼44.4%
イタリア ▼85.4%
ドイツ ▼37.7%
フランス ▼72.2%