2018-10-08 グローバル不動産バブル指数 20都市中6都市がバブル ニュース・記事 その他金融と投資 スイスの金融大手UBSが5日までにまとめた2018年主要20都市グローバル不動産バブル指数によると、不動産バブルのリスクが世界で最も高い都市は香港となった。 これにミュンヘン、トロント、バンクーバー、アムステルダム、ロンドンが続いた。東京は14番目だった。 UBSは「過去5年間で平均35%値上がりしたことを受け、主要都市は取得可能性の危機に陥った。主要な金融センター都市において、相当額の相続財産を持たない家計が不動産を取得することはほぼ不可能になった」としている。 バブルのリスクは住民の所得や賃貸料と不動産価格の動向の乖離、過剰な融資および建設活動など経済の不均衡に基づき評価。20都市のうち6都市にバブルのリスクがあり、東京を含む10都市が過大評価、3都市が適正、シカゴのみが過小評価と判断された。(ブルームバーグ)