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円は過小評価

ブルームバーグ
UBSグローバル・ウェルス・マネジメントは円相場が「かなり過小評価」されているとして、再び上昇に向かうとみている。円は19日、日本銀行黒田東彦総裁が追加緩和の可能性を警告し市場を驚かせたことから一時下落した。
同社は円が向こう1年間に5%上昇して1ドル=105円になると予測。日本の賃金の伸び加速が物価上昇につながると分析している。一方、黒田総裁は為替相場円高が進み、経済、物価情勢に影響を与えて2%の物価目標の達成に必要となれば、追加緩和を検討する考えを示した。
為替調査責任者トーマス・フラリー氏ら同社ストラテジストは15日付の顧客向けリポートで、世界景気の失速も逃避先通貨の円にプラス材料になるかもしれないと指摘。日銀は2%の物価目標を達成する前であっても2020年の早い時期に金融政策正常化を開始するという。
「円はなお最も過小評価された主要通貨だ。世界の経済成長の勢いがさえないことや日銀の緩和政策終了が近づいていることでリスクのバランスは円高方向に傾くだろう」と説明した。


そうは言っても、円安相場継続中です。円は多くの場面で、過小評価されている。
株価に連動した円相場の様相ですから、時期を待つしかないでしょう。