大バカ企業 早速出現
損失の隠ぺい、粉飾の大バカ企業が早速現れた。
ブル-ムバ-グ
シンガポールの石油取引会社ヒン・レオン・トレーディングの伝説的創業者リム・オン・クイン氏の一人息子リム・チー・メン氏は、先物取引で積み上がった約8億ドル(約860億円)の損失を同社が隠していたと述べた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社の財務に想定よりはるかに大きな穴がある可能性がある。
燃料油取引大手のヒン・レオン(株式非公開)のトレーディング損失は、サウジアラビアとロシアの価格競争や新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた今年の原油価格急落の影響の深刻さを浮き彫りにした。
関係者によると、リム・チー・メン氏は銀行融資を確保するため担保提供していた精製品の一部を同社が売却したと説明した。その結果、保有在庫と銀行融資で担保にした在庫の差が相当開いており、多額の融資を行っていた銀行は担保不足で非常に大きな損失を被る恐れがある。関係者は債務支払いの一時停止手続き案を通知したヒン・レオンの海運企業オーシャン・タンカーズによる4月17日の電子メールを引用した。
このようなことは、過去の記事で経験則として出てくると記事にしました。
まぁ、今回はシンガポ-ルのちっぽけな石油取引会社なんで、世界を驚かすような事態には至らない。
問題となるのは、巨大グル-プ企業。子会社へ損失を振り替えたり、減損処理すべき対象を見送ったり、簿外のデリバティブ取引での予期せぬ大損失発生など、必ずそんな大バカ企業が出てくる。
「フォ-ド・モ-タ-・・・、 アップル・・・」、これはあくまで私fxdondonの独り言ですから気にしないでください。