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WTI原油先物5月限は、一時はマイナス40.32ドル

ブル-ムバ-グ
20日の米国株式市場では、S&P500種株価指数が3営業日ぶりに反落。原油先物が史上初めてマイナス圏となったことや、本格化する企業決算発表に投資家が神経をとがらせる展開だった。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は、一時はマイナス40.32ドルに沈んだが、マイナス37.63ドルで取引を終えた。
ニューヨーク原油先物相場は前例のないマイナス価格で引けた。新型コロナの影響で経済活動がほぼ停止状態に陥り、原油は行き場を失った。在庫を持て余したエネルギー会社は現物の受け渡しを望まず、期近物は損失を出してでも処分したい状況に追い込まれた。
IHSマークイットのダニエル・ヤーギン副会長は、WTI5月限が「すすり泣きではなく、金切り声を放ちながら最終取引を迎える」と語った。RBCキャピタル・マーケッツの世界エネルギー戦略担当マネジングディレクター、マイケル・トラン氏は「現物市場が目先、さらに急速に下降軌道をたどるのを阻止するすべは見当たらない」と述べた。

 

私fxdondonが生きてきた中で、原油取引価格がマイナス40ドルというサプライズを目にできたことは貴重な体験です。

さて、原油は歴史的な安値を呈したが、『沈黙の金』はすでに目を覚ましている。

今の原油マイナス価格を追いかける南アフリカランドの動向。

今回は、ゴ-ルドと南アフリカランドの動きを比較。時々、動き方が違うが、大局的には、ゴールド高=ランド安、と言えるでしょう。

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