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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

眠りから覚めた金(ゴ-ルド)

ブル-ムバ-グ
金相場は2013年以来の高値まで上昇しそうな勢いだ。貿易戦争が激しさを増し、世界の成長見通しを巡る懸念が強まっている。
投資家はリスクのヘッジに動いており、金相場は年内に1オンス=1400ドルに達する可能性があると、INTL・FCストーンの欧州・中東・アフリカ(EMEA)・アジア担当市場分析責任者、ローナ・オコンネル氏はみている。7日のスポット価格は一時1348.31ドルと、取引時間中としては1年1カ月ぶりの高値を付けた。5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下回ったことが材料視された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の先物は一時1350ドルを突破した。

NY金価格推移
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NY金 年間での高値と安値
2019年高値:1,347.9ドル(2月20日) 安値:1,272.0ドル(5月2日)
2018年高値:1,362.9ドル(1月25日) 安値:1,184.0ドル(8月16日)
2017年高値:1,351.2ドル(9月8日) 安値:1,162.0ドル(1月3日)
2016年高値:1,372.6ドル(8月2日) 安値:1,073.6ドル(1月14日)
2015年高値:1,300.7ドル(1月22日) 安値:1,049.6ドル(12月17日)
2014年高値:1,379.0ドル(3月14日) 安値:1,142.6ドル(11月6日)
2013年高値:1,693.2ドル(1月22日) 安値:1,193.6ドル(12月19日)
2012年高値:1,796.5ドル(10月4日) 安値:1,536.6ドル(5月16日)

金(ゴ-ルド)投機的ポジション  CFTC
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政府・中央銀行による外貨準備としての金保有量は先進国では大きな変動はないものの、新興国では金(ゴ-ルド)を貯えている。
それも、自国通貨が通貨危機に見舞われそうな国ほど、金(ゴ-ルド)保有を増やしているような・・・。

ロシア
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インド
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中国
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トルコ
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