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社債バブル崩壊に備えるヘッジファンド

ジャンク級も投資適格も米社債は売り持ち-アインホーン氏

ブルームバーグ
●グリーンライト・キャピタルの投資家向け書簡で説明
●著名投資家の一部もすでに社債市場のフロス(泡)について警告

ヘッジファンド運用会社のグリーンライト・キャピタルを率いるデービッド・アインホーン氏は米国の社債を売り持ちにしている。
ブルームバーグが確認した投資家向け書簡によれば、グリーンライトはジャンク級(投機的格付け)と投資適格級の社債に対していずれも値下がりを見越した取引をしている。
アインホーン氏は25日付書簡に「格付け各社は油断し、信用格付けを対応して引き下げることもないまま負債EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)比率や負債資本比率が悪化するのをそのままにしている」と記した。
同氏以外にも著名投資家の一部はすでに、社債市場のフロス(泡)について警告を発している。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のスコット・マザー氏はクレジット市場のリスクは過去最高水準にあると5月に指摘。JPモルガン・アセット・マネジメントのボブ・マイケル氏は先月、高利回り社債を売って、代わりに国債を買うよう勧めた。