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各国が「パンドラの箱」を開けるのか?

米国はイランとの軍事的な緊張が高まっていることを受けて、米国のFAA=連邦航空局は民間の航空会社に対してイランが管轄するペルシャ湾オマーン湾の空域で飛行を禁じる緊急命令を出しました。タンカー攻撃につづき、航空機にも砲撃被害が及ぶのを避けたい狙いがあるようです。
ロイターは、イラン政府高官の話として、トランプ大統領20日夜、イランに対して「攻撃が差し迫っており対話を要求する」というメッセージを送っていたと報じました。イランの精鋭部隊、革命防衛隊が20日、米国軍の大型の無人偵察機を撃墜したことをめぐり、偵察機が国際空域を飛行していたと主張する米国と、領空に侵入したとするイランとの間で対立が一層深まっています。
トランプ大統領が中東のオマーンを介してイランに対し「攻撃が差し迫っている」と警告するメッセージを送っていた。トランプ大統領は「戦争は望んでおらず対話に応じるよう求める」として、イランに対して対話を強く要求したということです。
これに対してイラン側は対話を拒否しているこれまでの立場を伝えたとしています。双方の緊張がさらに高まることへの懸念が上がっています。

イランvs米国、それは、イラン・ロシア・トルコ・パキスタン(・中国)と米国・西側諸国の対立へと発展する可能性もありか?「パンドラの箱」の扉が開かれるのでしょうか?