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東京ディズニーランド 年内閉園か?

オリエンタルランドが28日発表した2020年3月期連結決算は、純利益が前期比31.1%減の622億円と大幅な減益。2月末から東京ディズニーランドTDL)、東京ディズニーシーTDS)の両園が長期間休園していることが響いた。
売上高は11.6%減の4644億円、営業利益も25.1%減の968億円。TDLTDSの休園は2月29日から続いており、両パークを合わせた入園者数は10.9%減の2901万人と3年ぶりに減少と、3000万人を割り込んだ。
2021年3月期の業績予想については、両パークの再開のめどが立たず先行きが見通せないことから開示を見送った。同社は「再開後も消費マインドの低下などにより、入園者数や売上高が減少する可能性がある」(広報)と懸念している。業績の悪化懸念は一段と高まっている。下手をすると、年内いっぱい閉園に追い込まれる可能性もある。
UBS証券が今週月曜日、クライアントに向けて「米ウォルト・ディズニーはテーマパークの再開を来年1月1日まで待つ可能性が高い」と発表した。米ディズニーはカリフォルニア州アナハイムの「ディズニーランド」、フロリダ州オーランドの「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」を含むテーマパークやリゾートを少なくとも2021年1月まで休園することを検討しているという。
今週、米ディズニーの株価はUBSが投資判断のグレードを引き下げたことで下落。UBSのポジショント-クなのかはわからぬが、日本でもユニバーサルスタジオジャパン富士急ハイランドなどテーマパークは経営難に追い込まれることは必至。
先日、ディズニーランド従業員への給料支払いが停止されたニュ-スがあったが、これからは従業員を解雇することも避けられないでしょう。
最悪、日本からディズニーランドが無くならないことを願うばかりである。