今の円急騰は日本発か

日本の経済指標の1つである、大企業製造業景況判断指数（BSI）が発表された。
大企業製造業景況判断指数（BSI）は、大手製造業の一般的な業況を測定する指数で、企業景気予測調査からまとめられ、日本経済の重要な指標とされている。

結果　-17.2　前回　-7.8

マイナス幅は前期の7.8から拡大し、東日本大震災直後の2011年４－６月期（マイナス23.3）以来の大きさとなる。新型コロナウスの感染拡大が企業マインドの悪化につながっている。
しかし、現時点での業績悪化見通しに基づいている今回の回答と、数か月後の実績で見通しが甘かったことがとわかると、次回調査結果はリ－マンショック頃の最悪な結果になる可能性がある。
とにかく、再三申し上げる。今回の『コロナショック』を甘く観るべからず。リ－マンショックが起きても、人々が外出しなくなるようなことはなかった。高校野球が中止されたり、プロ野球の開幕を延伸するようなことはなかった。ディズニーランド、ＵＳＪなどが閉園されることはなかった。そして、できるなら、電車やバスも乗りたくない、人ごみを避けたい、家でおとなしくしていたい（しなければならない）、そんなことにはならなかった。
多くの人たちにわかりますかねぇ、かつての2010年前後の『金融危機』などは、現在の『健康危機』に比べれば足元にも及ばない『チッポケな危機』であるということが。次元が違う危機なんですよねぇ・・・。