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ドイツIfo景況感-2014年後半以来の低水準

ブルームバーグ
●独企業景況感指数は97.4-ドイツのIfo経済研究所が集計
●期待指数も悪化した-発表後、ユーロは対ドルでほぼ変わらず
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貿易を巡る緊張が製造業を圧迫する中で、ドイツ企業の景況感が6月にいっそう落ち込んだ。
ドイツのIfo経済研究所が集計した6月の独企業景況感指数は97.4と、2014年後半以来の低水準。期待指数も悪化した。

ロイター
ドイツのIFO経済研究所が発表した6月の業況指数は97.4と、前月の97.9から低下した。低下は3カ月連続。2014年11月以来の低水準となった。第2・四半期の同国経済がマイナス成長になるとの見方が強まった。市場予想は97.2だった。
IFOのクレメンス・フュースト所長は「ドイツ経済は低迷に向かっている」とし、製造業とサービス業の双方で業況が悪化したと指摘した。
これまで製造業の業況悪化をサービス業でカバーする状況が続いていた。
ドイツ連邦銀行中央銀行)は今月発表した月報で、第2・四半期の国内総生産(GDP)は、第1・四半期の一時的な押し上げ効果が剥落したため若干減少するとの見通しを示した。
ドイツ経済の成長は、良好な雇用情勢と低金利、賃金上昇を背景とする個人消費がけん引している。
IFOのエコノミスト、クラウス・ボールラーベ氏は、米中貿易戦争がドイツ経済の不透明感の主因だと指摘。英国の欧州連合(EU)離脱問題や米国とイランの緊張拡大は不透明感の主因ではないとの認識を示した。イラン情勢は、緊張が大幅に高まった場合や原油価格が急伸した場合に、影響が出てくる可能性があるとみている。ドイツが景気後退に陥るとは予想していないという。

まぁ、想定通りです。
Ifo景況感よりもZEW景況感の方に注目しています。

市場関係者は「日米欧の3極が金融緩和の方向に向かうことで、追加の緩和策が乏しいとみられている日本の円が、相対的に買われやすくなっており、たとえば去年の秋の米国の株高の時とは逆の動きになっている」と話しています。

ユーロ/オージーをこのあたりで売り追加。

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ユーロは対ドルで勢いよく上げているので、ユーロ/円も連れ高。
今夜発展の米国経済指標が弱ければ、ユーロはさらに上昇か。

ユーロ/ドル

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ユーロ/円
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