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ECB、29日サプライズ緩和の観測急浮上

ブルームバーグ
●リスクが劇的に上昇、ECBが予防的に金融緩和策を講じるとの見方
●大半の専門家はなお様子見を見込むが、総裁の緩和シグナルに期待

新型コロナウイルス感染再拡大に伴い、ユーロ圏主要国でロックダウン(都市封鎖)を再び導入する動きが広がっている。これにより欧州中央銀行(ECB)が29日の政策委員会会合で、予防的に金融緩和策を講じるとの見方が急速に強まりつつある。
フランスやイタリア、スペインに続き、ドイツも新たな行動制限措置を講じる予定だ。こうした措置は今年前半、各国経済を前例にないほどの低迷状態に突き落とした。大半のエコノミストや投資家は依然として、ECBが債券購入プログラムの拡充に動くのは12月の会合とみているが、リスクが劇的に上昇する中、29日の会合で予想外の行動が取られることへの警戒感が高まっている。