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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ユ-ロ/円 売り

本日、ユ-ロ圏の経済指標発表があります。

結果がどうなるかわかりませんが、本日の上昇分が戻される『往って来い』相場に期待し、ユ-ロ/円を118.72円で売りを。

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22日 ロイター
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのバスレ・スロベニア中銀総裁は、世界経済の状況は非常に複雑で、ECBは「今後数カ月、数四半期、数年」にさらなる措置を講じる必要があるとの見通しを示した。22日に放送されたラジオ・スロベニアとのインタビューで述べた。
自由な国際貿易システムを破壊しつつある米国の経済政策や、英国の合意なき欧州連合(EU)離脱の可能性、中国の景気減速など「大きな不確定要素、リスクがわれわれの目前にある」と指摘した。


山本雅文みずほ証券チーフ為替ストラテジスト
ユーロ圏は、成長率やインフレ率の緩やかな鈍化傾向が見られているが、デフレに陥っていない。金融緩和期待を背景とした名目金利の大幅低下により、実質金利がゼロ以下となり、通貨安が進むなど、現在のところ2009~12年のような日本の状況に陥っていない。ただし、ユーロ圏ではマイナス金利政策の深掘り余地が狭まり、実質10年金利はすでに大幅マイナスとなっている。
仮に今後、経済がさらに悪化しディスインフレが進行した場合、欧州中央銀行(ECB)が追加金融緩和を行ったとしても、ユーロ圏ではこれ以上実質金利が低下せず、ユーロを押し下げることも難しくなる「日本化」の状況に陥る可能性が高まっているとみられる。こうなると対ユーロでの円高圧力は、弱まる可能性がある。