fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

弱気相場入りはいつ?

社債市場が1年以内に弱気相場に陥る確率が84%

ブル-ムバ-グ
好調な発行市場と低いデフォルト(債務不履行)率、緩和的な中央銀行と、クレジット市場では全てがうまくいっているように見える。しかしHSBCホールディングスのロボットの診断は違う。
機械学習モデルは、米社債市場が1年以内に弱気相場に陥る確率が84%あると判断する。これは金融危機の前以降で最高レベルであり、HSBCのやや弱気な見方の「正しさを示す」と、 ソンジン・リー氏らストラテジストが述べた。
人間の手を借りずに最先端のデータ分析を行う人工知能を相場予想に生かそうとする投資銀行や投資家は増えている。弱気のクレジットロボットは、相場下落の可能性を10余りの指標から予測。その誤りから学び、さまざまな要因間の複雑な関係をマッピングすることにより、より精度の高い予測を目指す。
HSBCは1950-89年までのデータでロボットを訓練した後、90年以降のデータでテストしたところ、過去6回のクレジット弱気相場のうち5回を正確に予測したという。

 

まぁ、そのうち人工知能やロボットの導き出す通りになるでしょう。それらには「情」とか「気まぐれ」はありませんから。

 

JPモルガン・アセット・マネジメント
September19, 2019

3月に、米国3ヵ月物金利と10年物金利が逆転。過去50年で8回逆転し、うち7回は景気後退となった。逆転から、景気後退入りまでは、平均404日。歴史に学ぶなら、景気後退は平均11ヵ月しかなく、向こう1年は警戒が必要になる。

 

アセットマネジメントOne
September19, 2019

米国景気の先行きを展望すると、これまで米国景気を下支えしてきた減税の効果は縮小し、米中貿易紛争の負の影響が徐々に拡大していく見通しです。 米中貿?紛争の負の影響は、ISM製造業景況感指数の低下などに顕在化しています。8月のISM製造業景況感指数 は49.1となり、製造業の業況拡大・縮小の分岐点となる 50を割り込みました。製造業を中心に企業が設備投資や雇用を抑制していく可能性があります。弊社では、米国景気が年末に向け、FOMCメンバーの長期成長率である水準(中央値で1.9%)を割り込んでいくとみています。こうしたなか、FRBは景気減速をにらみ、さらなる利下げを実施する見通しです。