fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

リスク運用ファンドは苦境へ

ブルームバーグ
フランスの投資銀行ナティクシス傘下にあるファンド運営会社H2Oアセット・マネジメントは、9日の相場大荒れの際に同社のファンドで最大30%の大幅損失に見舞われた。同社の各戦略は過去1カ月に既に大きく落ち込んでいた。
ロンドンに本拠を置くH2Oは同社ファンドのうち、少なくとも4本で単日のリターンが過去最大のマイナスとなった。9日は新型コロナウイルスを巡る懸念や原油価格急落で金融市場が動揺していた。H2Oの「マルチエクイティーズ」ファンドは約30%の損失を出し、約6年間の利益を帳消しにした。「ビバーチェ」戦略は26%のマイナスリターンを記録したほか、「マルチボンズ」ファンドは20%、同社旗艦ファンドの「アレグロ」は18%のそれぞれマイナスとなった。


まぁ、このようなファンドは少なくあるまい。
株価下落の長期化、金利低下はリスク運用筋にとって致命傷。
まだ金融危機を語るには時期尚早ながら、2007年あたりの状況が脳裏をかすめます。