fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

「暗黒のクリスマス」

市場関係者には「暗黒のクリスマス」となった。3連休明け25日の東京株式市場は全面安となり、日経平均株価の下げ幅が一時、1000円を超すなど暴落、約1年3カ月ぶりに大台割れした。米株安や円高に加え、パウエル米連邦準備制度理事会FRB)議長の解任論や中国経済の減速など不安要因が山積している。
午後1時1分現在、前週末終値比1032円72銭安の1万9133円47銭を付けた。1ドル=110円台前半まで円高が進み、自動車など輸出関連株が売られた。
前日のダウ工業株30種平均は653・17ドル安の2万1792・20ドルと約1年3カ月ぶりの安値水準。10月3日の史上最高値からの下落率は約19%に達した。
しかし、トランプ米大統領は25日、下落傾向が強まっている最近の米国株について、「米国には世界で最も偉大な企業があり、記録的な好業績だ。今は非常に大きな米国株の買い時だと思う」と述べ、米経済の先行きに自信を示した。ホワイトハウスで記者団に語った。

2018年は大予言者とされるノストラダムスですら米インフレ率を上回る投資リターンを上げることは無理だっただろう。これは将来のリターンに関する悪い前兆だ。
モルガン・スタンレーがモニターする17の主要資産クラスの中で、米消費者物価指数(CPI)上昇率より高いリターンを今年上げたものはなかった。モルガン・スタンレーのマシュー・ガーマン氏らストラテジストがこのほどまとめたリポートでこう指摘した。
昨年ブームに乗ったアジアのヘッジファンドが苦境に見舞われている。ユーリカヘッジが追跡したヘッジファンドのうち11%は、今年1~10月期に20%以上のマイナスリターンだった。アジアを中心に運用するヘッジファンドは昨年、2009年以来の好成績だったが、17年に2桁リターンを記録したファンドの約72%は今年、マイナスリターンとなっている。
アジアのヘッジファンドでは株式専門のマネジャーが運用資産の64%を管理し、株式に重点を置く性質があり、金利上昇や通商・政治面の緊張の高まりによる広範囲な相場下落の中で厳しい状況にある。
MSCIアジア太平洋指数を構成する株式のほぼ4分の3は今年、値下がりしている。ユーリカヘッジ・アジア・ヘッジファンド指数は年初来で6.4%低下し、同社が00年にデータ収集を開始して以来2番目に悪いリターンとなる恐れがある。(ブルームバーグ

と、投資家泣かせの2018年だったようですが、FXでポンドの売り持ち筋はマレに観る楽勝相場でしたよね。
2019年はポンド売り持ちよりは、円の買い持ちに注力か。