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USD/JPY2ヶ年予測(19年7月策定)の検証

私fxdondonは19年7月、USD/JPYの2ヶ年予測を策定しました。

予測と言ってもレートがいくらになるというものではなく、時系列に上値と下値の予測値を線引きしたものです。

 (参照記事)

fxdondon.hatenablog.com

 

この記事から、推移予想図を抜粋し、再度掲示してみます。

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ドルの上値は切り下げられて行き、19年7月以降は下値も切り下げられて行く。特に下値の切下げは大幅に進み、ニ-マルショックの影響により、かなりの下落を伴なって進むという予測でした。

では、ここまでの実績(現時点)とその予測について検証してみます。

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ほぼ、昨年7月に予測した通りに推移しています。

予想外だったのは、今回の急落直前につけた1ドル112円への反発でした。

ロウソクの炎が消える時、一瞬大きく燃え上がってから消える、そんな現象がドル/円のレ-トで観られました。それ以外は想定通りの動きとなっています。

今回の下落局面で、1ドル112円から一時101円台へ下げたことについて、『暴落』という表現が使われたりしています。

しかし、私fxdondonから言わせてもらうと、あくまで想定範囲内の下落であり、『暴落』なんかではなく、せいぜい『急落』という表現になります。

いずれにせよ、2020年危機・ニ-マルショックの勃発を予測できたかどうかがすべてでしょうか。