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日本株に弱気貫いたヘッジファンド報われる、今年のリターン10%

ブル-ムバ-グ
日本株に対する弱気の姿勢を貫き、業界の中でやや孤立していたヘッジファンド運用者のシャノン・マコナヒー氏はやっと報われた。
ロンドンを本拠とするホースマン・キャピタル・マネジメントで同氏が運用する4800万ドル(約54億円)規模の日本株ファンドは、今年1-10月の運用成績がプラス10%となった。
ユーリカヘッジがモニターしている日本株ロングショート戦略ヘッジファンドの中で、これは2位の成績に相当する。そうしたファンドの成績は平均でマイナス4.2%。成績がプラスのファンドは3分の1にすぎない。
15年12月に外部資金の受け入れを開始したマコナヒー氏のファンドの日本株に対する弱気は生半可なものではなかった。ファンドの開始以降、資金の約80%を空売りに投じるという徹底ぶりだ。
「今は銀行危機や不動産会社のロールオーバーに向かっているので、日本株のロングには魅力がない」のだそうだ。


まぁ、株のロング戦略で損失が騒がれるのはこれからでしょう。
前にも書いていますが、トヨタ自動車株はショ-トでいいと思います。今は日産自動車が騒がれて株価が下がりましたが、ゴ-ンショックは予想できなかった事態ですが、トヨタ株はいろいろと予想できた株価の下落です。
2020年に向かい、為替相場円高へ動き、来年10月には消費税増税、ジュグラ-サイクルが示す通り企業投資は縮小、中国経済の減速からやがて世界経済の減速後退へと、自動車メ-カ-のみならず産業用機械や設備メ-カ-は苦難の時期へと移り変わるように思えます。