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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

円安論者

ザイFX! 陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」

新型肺炎によるリスクオフは収まるとみる!
ドル/円は近々高値更新か。120円も達成可能
●2020年は相場が動く! ドル/円は1月中にも111円へ。
●なぜ、フラッシュ・クラッシュは心配ない?2020年の米ドル/円は120円へ上昇!

マネ-ポストWEB

超低金利時代、銀行に預けてもお金はほとんど増えない。近頃は、三菱UFJ銀行が一部預金から「口座管理手数料」を徴収する方針も明らかになり、預金に利子がつくどころかマイナスになる時代だ。
資産を減らさず安心して老後を送るためにはどうすべきか。国際金融に詳しい経済評論家の豊島逸夫さんが話す。
「何よりもまず、今後日本の『円』だけを持つことは大きなリスクになります。今後は、世界の“安全資産”とされる『金』と、世界で最も強い通貨『ドル』の2つをバランスよく持つことが大切です。一般に、国力の強い国の通貨が買われ、弱い国の通貨は売られます。そのため、少子高齢化で人口が減少する日本円の価値が下がっていくのは確実です。
5~10年先を見れば、円は売られて1ドル=130~140円程度(現在は110円前後)の円安になるでしょう。一方アメリカは、高齢者が増えている一方で世界中から移民の若い労働者が集まり、稼ぐ力は今後も持続するとみられます。長い目で見れば円よりドルに軍配が上がるでしょう」


こういう円安志向が主流なんでしょうかね。
もちろん、私fxdondonは真逆の考えです。日本の少子高齢化人口減は、円高に作用します。
日本の人口減はが続いていますが、対米ドルでも対ポンドでもいいのですが、大局的に円相場は円高に動いたのか、円安に動いたのか?答えは明らかですよね。
日本は人口減を、省力化、自動化、迅速化、効率化設備の導入によって、マンパワ-不足の稼ぐ力を補っています。と言うよりも、むしろ増強されていますよね。少子高齢化による労働力の低下で、日本は外貨を稼ぐ力を失っているのでしょうか?そんなことはありません。
一方、少子高齢化は消費が減る方向にあります。少子化、高齢化、人口減はどれも消費減につながります。
外国為替レ-トは、あくまで円貨と外貨の交換で円の評価(レ-ト)が決まります。ここがそもそも肝心なところで、経済成長、経済規模とかはいっさい関係しません。実際に経済がマイナス成長であろうと、財政が赤字収支であろうと、あくまで円と外貨の売買によってのみ、円の価格、外貨の価格は決まります。
さらに、日米インフレ格差も無視されています。インフレ=通貨価値減価の影響を触れずに円安論を語るのは、いかにも愚の骨頂と思えます。