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中国の人口 14億人超え

中国政府は、中国本土の人口が去年末の時点で、14億5万人となり初めて14億人を超えたことを明らかにしました。一方、去年、生まれた子どもの数は前の年より少なくなり、いわゆる「一人っ子政策」を廃止したものの少子化に歯止めがかからない状況が鮮明になっています。

中国国家統計局は17日、中国本土の人口が去年末の時点で前の年に比べて467万人増え、14億5万人となったと発表しました。中国の人口が14億人を超えるのは、初めてです。
去年1年間に生まれた子どもの数は、1465万人で前の年よりも58万人少なくなり、3年連続の減少となりました。
中国では、人口の増加を抑えるため30年以上にわたって夫婦ひと組当たりの子どもの数を1人に制限してきたいわゆる「一人っ子政策」を、4年前から廃止し現在2人までに緩和しています。
しかし、都市部を中心に、子育てにかかる経済的な負担が大きいことや、価値観の変化などを背景に、少子化に歯止めがかからない状況が鮮明になっています。
また、中国では、高齢化も進んでいて去年末の時点で、60歳以上の人口は2億5388万人と全体の18.1%を占めていて、少子高齢化への対応が課題となっています。