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米中対立の火種の可能性も

中国 来月重要会議を開催へ アメリカとの対立の火種の可能性も

中国の今後の重要方針を話し合う共産党の会議が、10月26日から開催されることになり、2035年までの長期目標について議論されます。焦点はハイテク分野でどのような戦略を示すかで、その内容しだいではアメリカとの新たな対立の火種となる可能性もあります。

国営の中国中央テレビなどは、28日、共産党が今後の重要方針を話し合う会議「5中全会」を10月26日から29日まで北京で開催することを決めたと伝えました。
「5中全会」は、習近平指導部をはじめ、300人以上の幹部が出席する重要会議で、▼来年から2025年までの経済政策の基本方針や重点事業をまとめた「5か年計画」に加え、▼2035年までの長期目標が示される見通しです。
中国は、2015年に打ち出した、世界トップの「製造強国」を目指す産業政策、「中国製造2025」をめぐってアメリカと対立し、その後も新たな通信規格5Gなどハイテク分野でアメリカとの覇権争いが激しくなっています。
今回の長期目標でも焦点はハイテク分野でどのような戦略を示すかで、その内容しだいでは新たな対立の火種となる可能性もあります