fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

習キンペ- 「闘争」あるのみ!

中国の習近平国家主席共産党の幹部養成機関で演説し「われわれが直面する闘争は多岐にわたり闘争の能力を高めなければならない」と危機感を示し、抗議活動が続く香港の問題や貿易摩擦などをめぐる米国との対立を念頭に徹底抗戦を図るねらいがあるとみられます。

ブル-ムバ-グ
国営新華社通信によると、習主席は3日、北京で行われた共産党幹部養成コースで演説し、安全保障上の懸念から金融リスクに至るまで多岐にわたる問題の克服に向け「闘争の精神」を示すことが必要だと主張。「われわれが直面している闘争は短期的なものではなく、長期間続く」とし、少なくとも中華人民共和国建国100周年を迎える2049年まで続くと語った。
中国共産党は10月に党の重要会議である第19期中央委員会第4回総会(4中総会)を開くことを決定した。前回の3中総会から1年8カ月後の開催となる。習主席は建国70周年を記念する同月1日の軍事パレードを指揮するとみられている。
この日の演説に勝利に浸る部分はなく、「中国の発展はさまざまなリスクと問題が絡み合って顕在化する時期に入りつつある」と指摘。懸案として経済や国防、香港、台湾などを挙げ、「これらは複雑になる一方だろう」との認識を示した。

演説では50回以上、「闘争」ということばが使われたという。