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ECB 7月にも金融緩和再開へ

ロイター
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は18日、インフレ率がECBの目標に戻らなければ、利下げや資産買い入れなど、金融緩和が必要になるとの認識を示した。
ECBの年次会議で「改善がなく、インフレ率が持続的に目標に戻る動きが脅かされれば、追加的な刺激が必要になる」と発言。
総裁は、追加の資産買い入れについて、依然として「かなりの余地」があると発言。「政策金利の一段の引き下げと副作用抑制措置は、依然としてわれわれのツールの一部だ」とも発言した。
「責務達成に向け、責務の範囲内であらゆる柔軟性を活用する。将来、物価の安定に課題が生じた際も同様に活用する」とも述べた。
総裁は、ガイダンスの調整や利下げ、マイナス金利の副作用抑制措置の導入が可能だとの認識を示した。
総裁は「今後数週間」で選択肢を検討するとも発言。ECBが比較的早期に行動する可能性を示唆した。 

まぁ、当然の成り行きか。
通常ならこのような報道が流れると、ユ-ロはもう一段の下落なのだが、トランプさんが「習中国国家主席と良い電話会談を行った」「大阪で開催されるG20サミットで習中国国家主席と会うだろう」「習中国国家主席G20で時間をかけて会談する」などと発言をツィートしたら、株価は大幅上昇。
ユ-ロ/円は往って来い。
欧州にとってネガな材料が多いだけに、追加の売りで応戦。

ユ-ロ/円
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