fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

かつての「世界大恐慌」と酷似

1929年から30年代に世界を襲った大恐慌。「世界大恐慌」として、歴史の教科書にも載っていましたっけ。
それは、米国の保護主義的な貿易政策に対し、株式相場が神経質に反応する時期だった。
当時のフーバー大統領は米経済を救うためと称して関税引き上げを支持し、海外投資家は関税問題を警戒し、資産を処分し始めた。いわゆる、リスクオフですね。
海外諸国は揃って、関税引き上げを米国政府に反対を表明します。しかし、諸外国の抗議にもかかわらず、米政府に動きがなかった。そのため、リスクオフは益々進み、株価は急落していった。
米国の保護主義による世界経済の収縮が決定的になった瞬間だった。その後は、世界大戦へと・・・。

似てますよねぇ、現在の状況と。