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中国対峙 インド海軍も大きく動く

インドのモディ政権は隣国中国からの脅威に備えた軍の近代化計画の一環として、2500億ドル(約27兆円)を投じ海軍と沿岸警備隊の艦艇を建造、領海内の安全保障を強化する。
インド国防省は、総額1500億ルピー(約2370億円)を投じミサイル艦6隻、高速巡視船8隻、ホバークラフト12隻、ミサイル・弾薬運搬船8隻などの艦艇を調達する。艦艇建造に向け、特定企業との契約交渉をして調達する提案依頼書(RFP)方式で発注先を選ぶ。1日付で造船会社など7社にRFPを送付した。
第2次モディ政権は6月20日にも4500億ルピー規模の潜水艦6隻建造に向けた手続きを開始している。インド海軍は2027年までに所有艦艇を現在の140隻から200隻に増強する計画だ。沿岸警備隊も22年までに35隻増の200隻を目指している。
中国は過去に自国の石油タンカーの護衛と見せかけてインド洋に軍艦を送っており、インドは警戒を強めている。(ブルームバーグ


インドは1970年代に核実験を実施、核兵器の小型化に成功し、大量の核兵器保有しています。
また、核兵器を搭載するミサイルの種類も豊富で、近距離から大陸間弾道ミサイルICBMまで保有
世界中の核保有国に対し、核抑止力を発揮しています。
インドは核保有国でありながら、核を先制使用しない、核を保有していない国には使用しないと明言しています。自国のためなら武力行使も辞さない挑発的な中国とは正反対にあるようです。