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海外マネーは日本国債へ 為替で運用益狙う

日経新聞
海外投資家が日本国債への投資を膨らませている。2018年度の買越額は17兆8千億円と前年度の約6倍になり、4~6月も買い越し基調が続いた。国内金融機関のドル調達の需要が強く、海外勢は手持ちのドルを円に交換して運用すると上乗せ金利を得られるためだ。外国人の積極投資が足元の長期金利の低下(債券価格は上昇)を招いている面もある。
財務省によると、海外投資家は18年度に償還までの期間が1年超の中長期債を10兆1000億円、一年以下の短期債も7兆7000億円買い越した。
昨年度買い越し額の6倍と、為替で運用益を狙っている。
国内勢の投資が海外に、海外勢が日本に向かっているという、奇妙な構図が生まれている。


円安も進まない、円高も進まない、その背景には、海外勢が円を選好し、本邦勢が外貨を選好するという動きがありそうです。
円買い持ち筋は、本邦勢の損切りとともに利益を得ることになる。