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フランス 「ハードブレグジット」(強硬離脱)に備える

ロイター
フランスのフィリップ首相は17日、英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、「ハードブレグジット」(強硬離脱)に備えたコンティンジェンシー・プラン(不測の事態を想定した緊急対応策)を始動したことを明らかにした。
港や空港の対応を支援するため、5000万ユーロ(5700万ドル)を投資する。
首相は記者団に「合意なき離脱を回避できる可能性が一段と低下していることは明らかだ。このため、合意なき離脱に向けた計画を始動することを決めた」と述べた。


要は、EUとしては英国の好き勝手に応じないということですね。
市場では、離脱日の延期やら離脱反対派が妥協して賛成に寝返るやら、いろいろ見方があるようですが、「事実は噂より奇なり」、どんでん返しの合意なき離脱が結論かも。

ちなみに、英国とEUの双方からEU離脱を延期する必要があるとの声が高まっているが、メイ首相は予定通りの日程で離脱を実施する方針を崩していない。同首相は、EU離脱協定の否決を受けた今後の方針を21日に下院に提案する予定。