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ウイルスによる相場下落は買い時-ストラテジストらの合唱広がる

ブルームバーグ
JPモルガン・チェースやUBS、モルガン・スタンレーのストラテジストらが、中国での新型コロナウイルス流行は買いの好機かもしれないと声をそろえている。
JPモルガン・アセット・マネジメントの世界市場ストラテジスト、ガブリエラ・サントス氏(ニューヨーク在勤)は、「感染例が横ばいになると相場が底を打つというケースが多い」と指摘。「恐らく、特にアジアの新興市場での買いの機会になるだろう」との見方を示した。
渡航制限が厳しくなり、死者数が増え世界中で新たな感染例が確認される中でも、中国関連資産からの逃避に歯止めがかかる兆候はある。オフショア人民元はアジア時間29日の取引で上げ幅を拡大し、中国株に投資する米最大の上場投資信託ETF)も28日に安定した。
ウイルス感染の深刻度と成長への影響が判明するには時期尚早だが、流行が抑え込まれれば相場はさらに修正されるだろうとサントス氏はみている。
UBSウェルスマネジメントの新興市場ストラテジスト、アレホ・セルウォンコ氏(ニューヨーク在勤)も、急激な調整は買いの機会だと指摘。過去の例から見ると、今回の流行からのマクロ経済的影響は限定的だろうとの見方を示している。
また、ジェームズ・ロード氏らモルガン・スタンレーのストラテジストは、「新興市場のリスク資産についての全般的な見方を今回の展開のみによって変更するのは良いアイデアではないと思う。新型ウイルスは短期的なリスクではあるが、現在行われている景気刺激策の中で影響は一時的にとどまるだろう」とリポートで分析した。

まぁ、下げもいつかは止まる。
ただ、ウィルス汚染拡大の最中にある現在、今が買い時とはいえませんが。