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ドル、市場が予想する以上に下落する-モルガン・スタンレー

●世界他地域の株価見通しが改善へ、米投資家の資金環流も減る見込み

モルガン・スタンレーの見方に従えば、ドルはもう今年のピークを過ぎた。
ハンス・レデカー氏ら同行ストラテジストは2日のリポートで、ドルは年末までに6%下落すると予想。他国と比較した米経済成長ペースが減速し、米金融当局のハト派的な姿勢がドルを圧迫すると見込む。
レデカー氏らは「ドルはすでに現サイクルでのピークを付け、市場の予想以上に下がると考えられる」とし、「最近まで米投資家による資金の本国環流がドル相場を支えてきたが、米国と比べて世界の残り地域の株価見通しが改善するのに伴い、この環流も減るだろう」と続けた。
ゴールドマン・サックス・グループやウエスタン・アセット・マネジメントなどもドル安の見通しを明らかにしている。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は昨年1年で約3%上昇。今年に入ってからはほぼ変わらずとなっている。


とは言え、オセアニアや欧州も景気減速で金融緩和の思惑もあります。
株価の下落を前提とすれば、円は有望か。