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30日のFOMC もしかしたら波乱も?

ブル-ムバ-グ
連邦公開市場委員会(FOMC)は30日に金利を引き下げるだろうと、金融市場はその確率を約90%と織り込んでいるが、ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループはそこまで確信していない。
7月と9月に利下げを促した世界的な向かい風は、幾分か弱まったと、ジェフリーズでマネーマーケットエコノミストを務めるトーマス・サイモンズ氏は指摘する。米中の貿易摩擦と英国の欧州連合(EU)離脱を巡る不確実性が後退したほか、米国と他国・地域との間で金融政策スタンスの開きは縮小したと同氏は述べた。
こうした状況を背景に、FOMCは今週の会合で金利を据え置き、12月に利下げに踏み切る可能性を残す公算が大きいと、サイモンズ氏は考えている。金利据え置きとなれば、市場は「テンパータントラム(かんしゃく)」を起こす可能性がある一方、米金融政策に絡んだ積極的なプライシングの動きは後退し、 サイクル半ばの政策調整という概念を補強する可能性があると、同氏はみている。
サイモンズ氏は、「そこまで連続利下げを続ければ、市場で追加緩和期待が広がるという悪循環を断ち切ることができなくなる」と指摘。「FOMCは今こそ一歩退いてこれまでの利下げが効果をもたらしているか見極めるときであり、追加利下げはそれからだ」と話した。
フェデラルファンド(FF)金利先物市場では現時点で、30日に0.22ポイント近い利下げ、年末までに0.3ポイントの利下げがあるとの見方が織り込まれている。
  

実は私fxdondonも、利下げが「確実」だとは思いません。
記事にある通り、もし金利据え置きとなれば、市場は「テンパータントラム(かんしゃく)」を起こすでしょう。特に、株価急落か?
確か、昨年10月も株価下落が印象に残っていますが、果たして10月の相場に魔物が住んでいるのかどうか。