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英総選挙を前倒し


英議会下院は、総選挙を前倒しで行うための法案を可決し、12月12日に総選挙が行われる見通しとなりました。総選挙ではEUからの離脱の是非をめぐる国民の議論が再燃することになります。
最大野党・労働党は、合意なき離脱の可能性が排除されないかぎり総選挙の実施には賛成しない立場でしたが、EUが離脱期限の延期を認めたことから総選挙に応じる姿勢に転じました。
法案は今後、上院で審議が行われる予定です。
ジョンソン首相率いる与党・保守党は、比較的高い支持率を背景に総選挙で議会の過半数を確保し、EUからの離脱を速やかに実現させたい考えです。
これに対して野党側は、政権交代をめざし、ジョンソン政権がEUと合意した条件のもとでの離脱を阻止する構えです。
EUからの離脱を決めた3年前の国民投票以降、離脱の是非をめぐって社会が分断してきました。総選挙により、この議論が国民の間で再燃することになります。

 

さて、為替相場

相変わらずの円安相場。

EUR/USDは、なかなかユ-ロ下落とはならず。

今夜のFOMC後、どう動くか?

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