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ECB総裁から退くマリオ・ドラギ氏の最近の発言・ニュース

まもなくECB総裁から退くマリオ・ドラギ氏。
最近の発言・ニュースを振り返る。

[2019-09-30]
金利や資産買い入れ、フォワドガイダンスなど全ての政策手段を調整する用意がある」
「インフレ期待は全ての地域で低下している」
「リスクの大半は通商摩擦やブレグジット地政学リスクなどユーロ圏外の要因」

[2019-09-23]
「ユーロ圏の成長力は著しく減退した」
欧州中央銀行(ECB)は、あらゆる措置を講じる用意がある」
欧州連合(EU)議会証言
「ECBの政策、かなりの緩和方針が必要」
「ECBは全手段を利用する準備がある」
「インフレは目標値に収束していくと確信」
労働市場が徐々に改善している」

[2019-09-13]

・ドラギ総裁が量的緩和(QE)の再開に踏み切ったものの、ユーロ圏中核国の複数の中銀総裁はこれに反対したことが、事情に詳しい当局者の話で明らかになったと報じている。ECB総裁が支持した決定に、これだけの反対が出るのは前代未聞。反対したのは、ビルロワドガロー仏中銀総裁とバイトマン独連銀総裁、オランダ中銀のクノット総裁らで、債券購入を直ちに再開することに強い異議を唱えたという。