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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

ポンド ご祝儀相場

ポンドはご祝儀相場ですかね。なんとなく、そんなことも予想しましたが。

ロイター
英与党・保守党のボリス・ジョンソン党首が24日、新首相に就任した。
ジョンソン氏は首相官邸前で、欧州連合(EU)離脱協定を巡りEU から「新たな合意、より良い合意」を取り付けるとした上で、「10月31日にEUを離脱するという約束を果たす。たらればはない」と言明した。

やっとこれで白黒つきますね。
市場は、新首相就任でご祝儀相場か。
ただ、英国で新首相就任はポンド安というのが経験則。
そして、私fxdondonはブレグジット平価説を唱えます。合意なき離脱でポンドが急落した底値は、合意ある離脱でも時間差でその底値に到達するというものです。
要は、EUを離脱した結果は、ハードランディングであれ、ソフトランディングであれ、着地は変わらないというものです。
その底値は、ポンドがドルと等価になるというものから、ポンド/ドルが1.15になるというようなものまでいろいろ予想されるが、そこまでの到達が早いか遅いかの違いだけだと思っています。
英国の経済はもとより、財政面で厳しさが増すでしょう。先々、米国とともに「財政の崖」に立たされることになると思っています。