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台湾海峡有事を想定

トランプ米政権は8日、戦車108両と防空ミサイル約250発など総額22億ドル(約2400億円)相当の装備品を台湾に売却することを承認し、議会に通知した。
売却されるのはM1A2エイブラムス戦車や携行式地対空ミサイル「スティンガー」、多数の弾薬など。台湾は中国の軍事的支配に対抗するため軍備の増強を急いでいる。
台湾海峡有事を想定した対中戦争で、中国軍が台湾本土に上陸することを防ぐ考えで米国と台湾は一致している。
ちなみに、M1A2エイブラムス戦車について調べてみました。
全天候型全周視察装置、自己位置測定・航法システム、戦車大隊レベルで車両相互のデータ交換ができる通信装置などを搭載し、戦車部隊としての戦闘力が格段に高まったものらしい。高出力の一方、燃費が極めて悪く、リッター当たり250メートル程度しか走れない(2011年07月01日 時事)という。性能は天下一品でも、燃費は悪~(苦笑)
ちなみに、これから中国との戦争に備え、米国としても最新兵器の性能や攻撃力、破壊力を実践上で確認したがっている。
その意味で、イランというのは米国にとって格好の餌食で、政治的、経済的に何の利害関係もなく、兵器の性能実験の対象にはうってつけということになる。
ただ、イランもこれまでの挑発や規制に耐え、安易に軍事的行動を起こそうとはしない。核兵器をひたすら溜め込もうとしているようです。それはそれで、非常に脅威なのですが。