中国株のＥＴＦ＝上場投資信託が上場

25日、東京証券取引所に中国株のＥＴＦ＝上場投資信託が上場しました。中国の上海証券取引所でも日本株のＥＴＦが上場。今回初めて、日本と中国のＥＴＦの相互上場が実現しました。
これまで日本の個人投資家が中国株に投資をすることができた一方で、資本規制の厳しい中国では、中国の個人投資家は日本株に投資をすることが出来ませんでした。
今回、お互いにマネーが行き来するようにしたことで相互上場が実現。去年10月のキンペ－とシンゾ－の首脳会談で日本と中国は金融の分野で協力を強化することで合意。27日に開かれる予定の日中首脳会談を前にＥＴＦの相互上場の実現にこぎつけたことになります。
事前の募集で、日本で上場した中国株のＥＴＦにはおよそ24億円しか集まらなかった一方、中国で上場した日本株のＥＴＦにはおよそ240億円と10倍ものおカネが集まったということです。
しかし、中国株のＥＴＦに24億円の買いって、どこの呑気な投資家が買ったのでしょうかね？
それよりも、この中国株のＥＴＦで空売りができるなら魅力的ですね。「中国売り」を仕込むには、うってつけの時期かも。