fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

経済と市場の実態とは大きなズレ

ブル-ムバ-グ
1月の株価上昇から利益を得られなかった投資家は、今年のリターンのほとんどを手にし損ねた。米ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。
シャロン・ベル氏らストラテジストは「市場が減速を過度に織り込んでいた年初のギャップはほぼ解消された」とし、「当社が予想した相場上昇は迅速に起こった。これに基づき、今後の株式投資リターンは比較的限られる見込みだ」と分析した。
同社は成長株のアウトパフォーマンスは終わったとみているものの、バリュー株が大きく上昇することも想定していないという。

日経新聞 電子版
マネーが世界のリスク資産に回帰している。米利上げに端を発し、昨年12月に記録的な資金流出が起きた後、2019年1月は一転、大幅な上げ相場となった。世界の主要株価指数が上昇。債券市場にもお金が戻っている。だが一方で、企業業績や世界景気の息切れ懸念は日増しに濃い。金融政策主導の上昇が長引けば、債務バブルの拡大を通じリスクを蓄積することになる。


これらの観方は、個人的にも同意。
為替でも、ドル/円の高値は1月のうちに終えると観ていたが、2月に入り110円台へ一時的にも超えた。
確かに株式相場も、最後のひと上げによって悲観的ム-ドは和らいでいるが、いつ具現化してもおかしくないリスクに溢れています。
経済と市場の実態とは、大きなズレがある。
まぁ、最高の売り場を提供してくれていると思いますので、あとは時間の経過とともに明らかになるでしょう。