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どうなる来年の株価?

ブル-ムバ-グ
米国株が来年に売りを浴びるリスクは通常よりも大きいと、バンガード・グループの投資戦略責任者、ジョセフ・デービス氏は分析。経済が盛り返すと投資家は過信していると指摘した。
バンガードのチーフエコノミストを兼任するデービス氏は、「金融市場は先走りのリスクを冒している」と20日のインタビューで指摘。2020年に調整が起こる確率を50%とみている。同氏によれば、より典型的な数字は約30%。
相場が10%下落すると、調整と見なされることが多い。S&P500種株価指数は2018年12月以降、そのような下げを経験していない。当時はピークからの下げ幅が20%に迫り、弱気相場入り寸前となった。
投資家は今年、リセッション(景気後退)の可能性に関してあまりにも悲観的だったが、来年にはリフレーションに関して過度に楽観的になると、デービス氏は予想。米国株のボラティリティーが「持続不可能なほど低い」水準から上昇するとも見込んでいる。