fxdondon’s blog

fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

いったんリスクオフ心理が和らぐ

ブル-ムバ-グ
25日のアジア株式相場は急上昇。前日の米国株急騰の流れを引き継ぐとともに、ホワイトハウスと米上院の共和、民主両党が新型コロナウイルス対策の景気刺激策で合意したとの報道が好感された。
アジア株の指標、MSCIアジア太平洋指数は5%を超える値上がり。このままいけば2008年以来の大幅高となる勢いだ。外国為替市場では、米ドルが2日連続で下落し、オーストラリア・ドルは一時1.5%高となった。
日経平均株価は8%上昇し、景気不安で前月から落ち込んだ下げの4割ほどを取り戻した。東京五輪パラリンピックの対応が決まったことも買い安心感につながった。

まぁ、下げ続ける相場もないわけで、今はリスク回避狙いの筋は辛抱の数日か。

4月入れば、最新コロナショックの影響を織り込んだ製造業PMI、サ-ビス業PMI、雇用統計、インフレ指標が発表される。どの程度の悪化になるか、予想も難しい。
ここ数日、「期待」>「不安」という投資家心理が働くかも知れないが、『終わりの始まり』の時はそんなもんでしょう。

一方、豪ドルは空売り筋が買戻しの動き。