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ヘッジファンドの解散にご注意を

ブルームバーグ
米アップル株を多く保有していた8つのヘッジファンドは、3日の同銘柄急落によって合わせて約21億3000万ドル(約2300億円)の資産価値を失った。売上高見通し下方修正を受けてアップル株は10%安で終了した。
AQRキャピタル・マネジメントの保有評価額減少は3日昼頃までに約7億3200万ドル。ブルームバーグのデータによれば、同社は昨年9月30日の時点でアップル株880万株を保有していた。
保有するアップル株の評価額は同日時点の持ち株数に基づいて算出した。約600万株を保有していたアダージ・キャピタル・マネジメントでは約5億ドル目減りした。

そして、米国のレバレッジドローンは昨年12月のリターンが2011年半ば以降で最悪となった。記録的な資金流出が響いた。
ブルームバーグの集計データによれば、レバレッジドローンのリターンは12月、マイナス2.5%。S&Pが米国の信用格付けを最上級の「AAA」から引き下げた11年8月に記録したマイナス4.4%以降で最悪となった。

ヘッジファンドデリバティブ全般に対しても投資します。「デリバティブ」は金融派生商品などと言われますが、時価で取引する現物だけでなく、将来売買することを先に約束する取引である先物取引や、将来売買する権利を先に売買する取引であるオプション取引、そしてこれらをミックスして複雑に組み合わせた多様な取引を行なうものです。
しかし、ロングポジションが過大なヘッジファンドも多く、負け組も続出しているようです。
そのような状況下、解散に追い込まれるヘッジファンドもあることから、為替相場もボラが高まりそうです。