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「新型コロナウイルスは米国陸軍が武漢に持ち込んだものだ」発言

3月11日、「ヘリテージ財団」での講演会で国家安全保障問題担当・オブライエン米大統領補佐官は、「新型コロナウイルスの感染が全世界に拡大したのは中国が初動で隠蔽を行ったことが原因だ。そのせいで世界各国の対応が2カ月遅れた」と痛烈な批判を浴びせた。
この発言に対し、中国外務省・チョウリッケン報道官が強く反応し、ツイッターで「新型コロナウイルスは米国陸軍が武漢に持ち込んだものである。米国は透明性を持ってこれを公開しなくてはならない」との投稿を行った。
この発言に対し米国・スティルウェル国務次官補は「根拠のない批判だ」として、崔天凱中国大使に厳重抗議を申し入れた。
さらに、トランプさんはツイッターに、「米国は『中国ウイルス』の影響を特に受ける航空会社などの産業を強力に支援する」と投稿した。ついに、新型コロナウィルスを『中国ウィルス』と呼び始めた。
中国が米国にケンカを売った「新型コロナウイルスは米国陸軍が武漢に持ち込んだものだ」発言。これには呆れるというか、下手をすれば米中分断まで発展する。キンペ-が直接発言した訳ではないので米国側もそこまで態度を硬化させることはないと思うが、口は災いの元である。しかし、米中の溝は、より深くなったと観ていいでしょう。
米国で大統領選を終えたら、さっそく米国は中国への容赦なき制裁へ動くでしょう。中国バブル経済もコロナショックで青色吐息であり、そこから追い討ちの中国制裁が加わると、やはりバブル経済の維持は困難と考えられる。
ニ-マルショックはコロナショックにあらず、中国バブル経済の崩壊にあり。まぁ、今後の行方を観察していくしかありませんがね。