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fxdondon presents 世界の政治・経済・財政を考察し、外国為替相場を読み解きましょう

相場

ニューヨーク外国為替市場で、ドル円は上値が重い。2時時点では108.66円と24時時点(108.84円)と比べて18銭程度のドル安水準だった。
良好な米雇用統計を受けて一時108.92円と日通し高値を付けたものの、前日の高値109.00円手前で買いの勢いは後退。一時108.65円前後まで下押した。
クドロー米国家経済会議(NEC)委員長がCNBCとのインタビューで「米国と中国の貿易合意は近い」としながらも、「トランプ米大統領は中国との貿易合意に署名する用意はできていない」との見解を示したことも相場の重し。
ユーロドルは重い推移を維持。2時時点では1.1051ドルと24時時点(1.1056ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。対円でドルは伸び悩んだものの、全般的には強い米雇用統計を受けたドル買い地合いは継続。ユーロドルは一時1.1040ドルと、週初2日以来のユーロ安水準をつけた。
ユーロ円は下落幅を拡大。2時時点では120.09円と24時時点(120.34円)と比べ25銭程度のユーロ安水準だった。円の下げ渋りと、軟調なユーロドルの動きが重なり、ユーロ円は一時120.01円と11月26日以来の120円割れに迫った。