2019-12-01 ■ ニュース・記事 日本経済新婦 世界の金融市場で膨らんでいた低格付け債バブルに変調の兆しが出ている。過剰債務を抱える企業が発行した社債が値下がりしている。ソフトバンクグループ(SBG)が投資するシェアオフィス運営の米ウィーカンパニーの社債価格は元本の7割まで下がり、資金調達コストが急上昇している。債務拡大による積極投資をテコに成長してきた企業から投資家が資金を引き揚げているためだ。今後、景気後退でこうした企業の債務不履行(デフォルト)が広がれば、世界経済の足かせになりかねない。まぁ、これからに注目です。