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住宅バブル 今も昔も変わりません

ウォ-ルストリ-トジャ-ナル
【ワシントン】米国の住宅ローン残高が4-6月期(第2四半期)に2008年の金融危機時の水準を突破し、過去最大に拡大した。
ニューヨーク連銀の13日の発表によると、住宅ローン残高は4-6月期に1620億ドル(約17兆2900億円)増え、9兆4060億ドルに到達。08年7-9月期に記録した9兆2940億円を上回った。
住宅ローンは家計債務の中で最も大きな割合を占める。借り換えを含む住宅ローンの組成は4-6月期に1300億ドル増え、4740億ドルに達した。数値はインフレ調整前のもの。
世界がどう機能するかの前提が崩れると、世界的な景気低迷がしばしば後に続く。1970年代の初め、安価な原油の時代が終わったことを世界は学んだ。80年代初めには国家がデフォルト(債務不履行)に陥ることを、そして10年前には、米国の住宅ローンや世界的な大手銀行が安全ではないことを知った。
現在起きているグローバリゼーションの再考もこれに似ている。
WSJ経済担当チーフコメンテーター グレッグ・イップ氏)

米住宅ローン市場にリスク再来、融資基準の緩みで

金融危機から10年余りがたつ。信用度の低い人でも融資を得るのが再び容易になりつつある。現在、そうした融資は「非適格」ローンなどと呼ばれている。
結局は、バブル経済の特徴のひとつとして、住宅バブルが挙げられる。
それは、昔も今も変わることはありません。