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ゴ-ルドマンサックスが変わりつつある

ブル-ムバ-グ
 米ゴールドマン・サックス・グループは4部門を統合し、未公開企業や不動産などに投資する事業を設立する。事情に詳しい匿名の関係者を引用して米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。
同紙によれば、新たな部門の正確な構造は今後数カ月以内に決定され、資産規模は約1400億ドル(約15兆2000億円)となる見込み。これは米KKRとほぼ同程度で、ブラックストーン・グループの3分の1に当たる。また、新部門は資金の調達も行うという。
WSJによると、ゴールドマンは株価を押し上げる目的で、投資家が好む安定的に収入を生み出すタイプの事業の拡大を目指している。従来の投資銀行・トレーディング業務が、プライベート(未公開)資産への投資と比較して拡大していないことが背景にあるという。
ゴールドマンは1980年代にプライベートエクイティ(未公開株、PE)事業を開始し、2000年代に拡大しているが、今やこうした資産の運用から手数料を稼ぐために、投資家から資金を調達することを検討しているとWSJは伝えている。


なるほど、そういう動きがあったんですね。
世界経済が低迷へ向かう中、このような状況ではかつてゴ-ルドマンサックスが先陣を切って悲観論を展開していたものだが、最近は音沙汰がなかった。
モルガンスタンレ-が悲観論を展開するリ-ダ-的存在に浮上する一方、ゴ-ルドマンサックスは商売上、悲観論を封印か。
今後は、ゴ-ルドマンサックスが発表するレポ-トや予測には注意が必要。特に、甘い囁きには要注意。