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米英当局、ブレグジット後の安定的なデリバティブ取引確保で合意

ロイター
米英金融規制当局は25日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)がどのような形になったとしてもデリバティブ市場に混乱が生じないようにする長期的な協定に合意した。
現在、英国内のデリバティブ取引はEUの規則に準拠しているが、イングランド銀行(英中銀)、英金融行動監視機構(FCA)、米商品先物取引委員会(CFTC)の発表によると、ロンドンおよびニューヨークでのデリバティブ取引における売買および清算は、ブレグジットが実施されたとしても同様の規則の下で継続される見通し。
またデリバティブ関連の金融機関は両市場で業務を行うことができるとした。
これは、市場に対しハードブレグジット(強硬離脱)であってもデリバティブ市場に混乱が生じないという安心感を与えるための措置という。
英中銀のカーニー総裁は記者会見で、「市場参加者は、米英間のデリバティブ市場での清算および売買がブレグジット時においても今日の高い基準を維持するとの確信を持つことができる」と述べた。
またCFTCのジャンカルロ委員長は、今回の合意はロンドンが現在、そして「来る長期にわたり」世界的な金融センターであることを強調しているとの見方を示した。


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